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スローモーションリプレイ
MASS OF THE FERMENTING DREGS × 宮本菜津子

試聴 SINGLE - 2017年03月01日

MASS OF THE FERMENTING DREGS x NATSUKO MIYAMOTO – Slow-motion Replay

2012年の活動停止から3年、ギターに小倉直也、ドラムスに吉野功という鉄壁のメンツにて活動を再開したのが2015年12月、それから1年半余りを経て、2017年3月、遂にMASS OF THE FERMENTING DREGSの新作が届けられた。

バンドの活動停止以降、Ba ,Voの宮本菜津子は弾き語りでのライブ活動を精力的に展開し、自らの歌や、ソングライティングの立脚点に立ち返った。

自らが生まれ育った地である兵庫県へ戻り、1983年生まれというオルタナティブ世代ど真ん中の宮本の自らの音楽体験を、ソロ活動を通して総括していった結果、今作「スローモーションリプレイ」は、従来からバンドの持っていたグルーヴ感や爆発力とはまた別の、だが確実にそれまでもバンドを推進してきたもう一つの大きな武器「メロディー」が、より深く高らかに鳴らされることとなった。宮本の弾き語りバージョンとの両A面ということもあり、なぜまたMASS OF THE FERMENTING DREGSを動かすことになったのかを考察しつつ、また曲作り、コンポーズの側面から聴き比べることが可能となっている。

吉野の軽やかで、しかし確信を持って打ち鳴らされるドラムス、小倉の変幻自在かつメロディアスなプレイが宮本の直線的なベースラインと歌声に絡み合い、男声コーラスと女声ボーカルのハーモニー&コーラスというこの3人でしか得られない独自性をも獲得した、まさに活動再開の狼煙として相応しすぎる名曲の誕生だ。

ライブ活動再開以降彼女らを積極的にサポートしてきた大阪のFLAKE RECORDSからの7インチリリースという形態も、バンドが新たなフェーズに突入しようという意思を強く持っていることが感じられる。

2017年、この7インチリリース以降、定例での東京ワンマンライブシリーズを行うことも発表し、まさにセカンドシーズンを突っ走りだしたMASS OF THE FERMENTING DREGS。多くのフォロワーを生んだ勢いとグルーヴ、爆発力に、強いメロディーを手に入れた彼女らは過去すら軒並み置き去りにする勢いで爆進していきそうだ。

テキストby 山口将司(BED)

収録曲
A-Side: MASS OF THE FERMENTING DREGS – スローモーションリプレイ
B-Side: 宮本菜津子 – スローモーションリプレイ

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